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推力と抵抗

水泳は水という流体の中で移動をする運動です。推力は前に進む力で、手のかきと足のキックで作ります。 抵抗は泳いでいるときにスピードを下げる方向に発生する力で、強さはスピードや姿勢によって変わります。

抵抗


図1泳ぐスピードと抵抗の関係
図1はスピードと抵抗の関係を示しています。スピードが速くなると抵抗も大きくなることは直感的に分かりますが、 実はスピードが倍になると抵抗は4倍になります。(二乗の関係)2本の曲線は姿勢による抵抗の違いを表します。 ピンクの線が普通の抵抗とすると、水泳が上達して抵抗が半分になったとすると緑の線になります。
水中を歩くウォーキングが流行ですが、姿勢によって抵抗が大きく変わることを感じることができます。 水に半分くらいしか浸かっていないのに歩こうとすると大きな抵抗を受けます。ウォーキングで受けるような抵抗を受けたら、泳いでいられないと思います。

推力

推力は水泳で前に進む力で、手のかきと足のキックで作ります。同じ力であればスピードとはあまり関係有りません。(厳密に言うとスピードが上がると推力が少し下がる気がしますが)


図2推力と抵抗
抵抗の図に推力のグラフを書き込みます。下の黒の線が基本の推力の場合で、上の赤の線は手のかきと足のキックを強くして推力を倍にした場合です。 抵抗のグラフは図1と同じでピンクが基本の抵抗、緑が抵抗が半分になった場合を示しています。
線の交点がスピードを示します。基本の抵抗と基本の推力では、ピンクと黒の線の交わった点でスピードは1になります。抵抗が変わらないで推力を倍にしたときは、 ピンクと赤の線の交点でスピードは1.4です。推力が2倍になってもスピードが2倍になるわけではありません。
次に抵抗を減らした場合を見てみます。1/2の抵抗と基本の推力の場合は、緑と黒の線の交わる点でスピードは1.4になります。これは基本の抵抗と 2倍の推力のときと同じです。推力が大きくなくても抵抗が小さければ、それなりのスピードが出ることが分ります。

クロールの推力

クロールでは手のかきの方が足のキックより大きな推力を作るといわれています。手のかきは手のひらで水を後に押して推力を作ります。どの程度水を押せているかは、 手のひらに神経を集中させて感じ取ります。水をキャッチしてかき出してからかき終わりまで均一に押せれば良いのですが、始めは難しいです。
手のかき方の形を習ってそれから、手のひらに神経を集中させて自分の形を作っていくことになります。スピードが変わってもベストのかき方は変わります。
足のキックも推力を生み出します。キックも水を後に蹴って前に進む力を作るので、水を後にやるようにキックをします。足の甲で上から水を叩いても、 水は後だけでなく左右にも動きます。後に動いた水だけが推力になるので、力の一部しか推力にならず効率か悪くなります。足のくるぶしより先の部分が 足ヒレのように動くよう足首を柔らかくして、蹴った水がすべて後に行くように小さく鋭く蹴ります。
長い距離を泳ぐには、手の1かきで1回キックする2ビートが有効です。(普通のキックは、手の1かきで3回キックする6ビート)元々キックは効率が悪いので なるべく少なくしようとするものです。しかしまったくキックをしないと足が下がって抵抗になってしまうため、キックをすることは必要です。
2ビートはかなり難しいので、いっぱい試してみないと習得できないと思います。6ビートと違って足を動かさない時間が生じるので、その時間を我慢する 必要があります。6ビートでは考えないで足を動かせばよかったのが、手のかきのタイミングに合わせて足を一旦止めるのが難しいわけです。

抵抗を減らす

泳いでいるときの水の抵抗は、特に長距離になると重要な問題となってきます。同じスピードでも抵抗の多い少ないで、必要とするエネルギー量が変わってきます。 同じように泳いでいても抵抗の少ない人は楽に泳げ、抵抗の大きい人は苦しいことになります。
重要な問題でも話題になることが少なく、取り立てて抵抗を減らす練習もほとんど行われません。この理由の一つは、抵抗を減らす方法がよく分らない、 難しいといったことがあげられます。スイミングスクール等でも初心者で足が下がって泳いでいる人には、水平に泳ぐよう指導することで抵抗を減らすことが できますが、ある程度上達した人の泳ぎを見てどこを直したら抵抗を減らせるかを見極めるのは難しいものです。
それでも抵抗が大きい泳ぎと、抵抗が小さい泳ぎは見ていてわかります。

全般的には
○上下左右にぶれがない泳ぎ
○ストロークに伸びがありコンパクトにかく
○キックもコンパクトに
といったところでしょうか。

泳ぐときに気をつける点は
○呼吸のときに頭を上下左右に動かさない。ローリングと同時に首をまわす。
○リカバーからの手の入水、かき終わりからの手の出水をスムーズに。
○かいた水が体や足にかからない様注意する。
○キックで足を広げすぎない。2ビートでは足が止まっているときに広がりやすいので注意する。このときに足を交差させるクロスオーバーが有効。
等があります。

抵抗を減らす練習
水泳の一般的な練習がすべて抵抗を減らすことに繋がると思いますが
○ダッシュよりもゆっくり長く泳ぐ
○いろいろな方法で泳ぐ。クロール以外の泳法、スカーリング、手をグーにしてストローク
等が考えられますが、一番重要なのが
◎どこかに抵抗になっているところが有るか考えながら(探りながら)泳ぐこと
○水が体の周りをスムーズに流れているか、変に体に水が当たっていないかを体全体の皮膚の感覚から探ることです。
抵抗になっていそうな場所が見つかれば、泳ぎ方を少し変えて皮膚の感覚から抵抗が減ったか増えたかを推測することを繰り返して抵抗を減らしていきます。
抵抗が減れば長い距離が泳げるようになります。


図3長い距離を泳ぐための良い循環
図のように抵抗を減らして楽に長く泳ぎましょう。



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